阿寒湖

北海道には自然のパワーを十分に堪能できるような観光スポットがいくつもあります。
北海道旅行に来たのなら、やはりレンタカーを使って素敵な観光スポットを回っていくのが一番でしょう。

巨大な阿寒湖

阿寒湖は釧路市の北方にある湖で、北海道の中では五番目に大きな湖としても知られています。
阿寒湖には阿寒国立公園があり、この土地は雄阿寒岳の噴火によって形成された場所として知られています。
この場所は一年を通して、四季によって様々な表情を見ることができる場所なので、いつ訪れても違った楽しみがあるでしょう。
四季によって、様々な色に変化する神秘的なスポットとして観光地としての任期は非常に高いのです。

凍った湖

阿寒湖の中には大きさの異なる島々が浮いており、冬になると湖全体が凍結することでも知られています。
湖が凍結した時期には、そのうえでスケートを楽しんだり、ワカサギ釣りをするなどのアクティビティを行うことも可能です。
冬の北海道ならではの楽しみ方といえますが、北海道に訪れた時期によってプランを考えてみましょう。

阿寒湖のマリモ

阿寒湖が有名であることの理由の一つに、マリモがあります。
このマリモは特別天然記念物でもあり、水の浅い部分、光が届く部分で生息しています。
マリモが群生しているというのは世界の中でも非常に珍しいことで、さらにそれが大きな球体になるのは阿寒湖だけといわれています。
現在は、球状マリモを見るための場所まで立ち入ることは禁止されてしまっていて、直接的に見ることはできませんが、マリモ展示観察センターで天然のマリモを見ることができるようになっています。
一度阿寒湖に訪れたことがある人でも、また違った時期に阿寒湖に来てみることで、以前に来たときとは違った楽しみ方をすることができるかもしれません。

知床半島

北海道旅行にはレンタカーが欠かせないといえるくらい、広大な世界が広がっています。
そんな北海道に来たとしたら、必見の観光スポットをまず押さえておきましょう。

自然遺産に登録されている海域

知床半島は北海道のスポットの中でも非常に有名かと思いますが、この中でオホーツク海に面している知床半島と沿岸海域が、自然遺産に指定されています。
知床を観光するときには、陸から観光をする場合と、海から観光をするという二つのルートに分かれることが多いようです。
半島で知床岬と呼ばれる突端の部分は、特別保護区域として指定されているので、一般の観光客が陸上から中に入っていくことはできないのです。

主な観光場所

知床半島に訪れた観光客が主に訪れるのは、半島の北側に当たるウトロといわれる場所です。
ここには、知床観光のための拠点として利用をするのに便利なホテルであったり旅館、民宿などが密集している場所です。
温泉街でもありますので、北海道の土地の中で温泉を楽しむということもできるスポットになっています。
また、観光船に乗るときはここにある発着場からスタートすることになり、様々なコースを会社によって選ぶことができます。
スケールの大きなカムイワッカの滝などを見ながら航行をすることができ、ロケーションを楽しむことができるでしょう。

陸からの観光

陸から観光をする場合には、知床自然センターを起点として観光を始めていくことになるでしょう。
ここは観光情報を知るための拠点でもあり、大型のスクリーンで知床の映像を楽しむことができます。
また観光の拠点らしく、おみやげコーナーも充実していますので、知床に訪れた思い出を何か物として持ち帰っていくのもいいですね。

白い恋人パーク

北海道に訪れたのなら、レンタカーを使って自由にコースを決めて観光をするのが一番です。
そんな北海道旅行には外せない必見スポットをご紹介します。

白い恋人パーク

北海道の銘菓といえば、言わずと知れた白い恋人でしょう。
この白い恋人というお菓子は、発売されてから35年以上が経っているにも関わらず、いまだに非常に高い人気を持っているお菓子です。
北海道旅行のお土産としても定番ですが、そんな白い恋人の製造元である、石屋製菓によって白い恋人パークというテーマパークが運営されています。

パークの内装

パークは、中世イギリスのような雰囲気を持った建築物が並ぶような装いになっていて、実際に白い恋人を製造しているチョコレートファクトリーを見ることができます。
白い恋人パークでは見学コースが決まっており、からくり時計のあんとるぽー館という場所からスタートします。
そこでは、実際に18世紀のころに使われていたアンティークのカップの展示を目にすることができたり、雰囲気たっぷりにスタートしていきます。
実際に、チョコレート製造の歴史を楽しみながらパーク内を見学することができるのです。

白い恋人鉄道

中庭にはローズガーデンがあり、そこには北海道における初のSL、弁慶号を模した白い恋人鉄道というミニチュアの列車が展示されています。
お菓子の歴史をテーマにした数々の展示や装いは、お菓子好きな人にとってはたまらない内容になっているでしょう。
もちろん、白い恋人パークに訪れたのなら、おみやげには白い恋人を買っていくといいでしょう。
白い恋人パークでしか購入することができない、白い恋人オリジナル缶が販売されていて、その場で撮影した写真を缶にプリントしてくれるというサービスもあります。

旭山動物園

北海道は広いですから、レンタカーを使って自由に旅行をするのが一番ですね。
そんな北海道旅行で外せないスポットといえばやはり旭山動物園かもしれません。

日本最北の動物園

旭山動物園は、日本でも最北に位置する動物園として知られています。
今では、日本で最も人気のある動物園といっても過言ではないかもしれません。
それだけテレビでも何度も紹介されていることもありますし、この旭山動物園を舞台にした作品やドキュメンタリーもいくつもあるほどです。
旭山動物園の最大の特徴は、飼育されている動物が自由に自然界の中のように生きているところを見られる、というところにあるでしょう。

旭山動物園の目玉

旭山動物園で最大の見どころといえば、やはりペンギンかもしれません。
中でもそのペンギンが空を泳いでいるように見える、トンネル型のぺんぎん館という通路は必見です。
また、大きな体で自由に泳ぎ回る姿を見られるほっきょくぐま館や、あざらし館などほかにも見どころはたくさんあります。

他にも見どころがたくさん

もうじゅう館では、ライオンやトラなどを間近で見る体験をすることができます。
くもざる・かぴばら館では、その名の通りにクモザルとカピバラの姿を合わせて見られるというユニークな空間になっています。
樹木の上で生活をするクモザルと、水中で生活をするカピバラが同居する様は見ていてなごんでしまうかもしれません。
またオオカミの森では、ドーム型の観察場所になっていたり、檻のない場所から観察をすることができたりと、まるで本当に自然界にいるようなオオカミの姿を見ることができます。
このほかにも魅力あふれるスポットがいくつもありますので、北海道に来たらぜひ一度レンタカーを使って旭山動物園を訪れてみてください。

富良野の花畑

北海道での旅行では、鉄道を使うよりもレンタカーを利用したほうが自由な行程を楽しめるかもしれません。
いくつもある観光スポットの中から、自分の行きたいコースをくみ上げてみましょう。

富良野の風景

北海道といえば、とよくイメージとして提示されるのが、富良野の風景かと思います。
富良野にある花のじゅうたんのイメージが、北海道の風景としてよく取り上げられているものです。
富良野は北海道のほぼ真ん中に位置しており、昼夜の寒暖差がかなり開いているため、それを利用した花畑が見渡すかぎりに広がっています。

ラベンダー畑

よく富良野の写真として有名になっているラベンダー畑であるファーム富田や彩香の里、フラワーランドかみふらの、かんのファームなど様々な花畑があります。
そこではラベンダー以外にもルピナスやコスモス、ダリヤやキガラシやヒマワリなどの様々な花が一面広がることになります。
やはり北海道旅行でじっくりと観光スポットを回るのであれば、富良野の花畑はぜひ一度訪れておきたい場所でもあります。
富良野といえばドラマでも一躍有名になった場所でもあるので、その印象が強い人も多いかもしれませんね。
実際、この見渡す限りの花畑の光景は、ドラマやテレビなどでよく取り上げられる場所でもあります。

それ以外の観光場所

花畑以外にも、ふらのワインやチーズが有名ですから、その工場見学をするということも一つの観光コースになります。
北海道の雄大な自然に囲まれて過ごすことができる富良野は、北海道の中でも絶好の観光スポットといえるでしょう。
富良野ではメロンやトウモロコシ、ベリー類などの農園も豊富で、そういった場所を見て回るのも楽しみ方の一つですね。

五稜郭

北海道は非常に広いですから、もし旅行で訪れたのならレンタカーを利用して移動をするのが一番です。
そんな北海道旅行の観光スポットとして外せないのが、やはり五稜郭でしょう。

函館に来たときは

五稜郭といえば、北海道は函館を代表するといっても過言ではない観光スポットになっています。
ここは幕末の時代に完成した城郭で、その時代では国内で初めて作られた、西洋式の城郭となっていました。
五稜郭は上から見ると星形の形状になっていて、その形も有名になった一つの理由かもしれません。

歴史的な背景

五稜郭は戊辰戦争における最後の戦争である、箱館戦争が繰り広げられる場所にもなりました。
その戦争のあとに五稜郭はほとんどの建物が解体されることとなり、そこにあった敷地は公園として整備しなおされることとなりました。
しかし、2010年になって当時の建築を忠実に研究し、復元する形で再現されたのが現在の五稜郭なのです。
そのため、観光スポットとしては非常に新しい場所といえます。
研究の末に復元された五稜郭で、幕末の時代の歴史を肌で感じることができますので、歴史に興味がある人にもおすすめです。

五稜郭の全貌を見る

星形の形になっているという五稜郭のユニークな姿を見るためには、やはりそれを上部から見る必要があります。
それが可能になるのが、五稜郭公園の入り口にある、高さ107メートルの五稜郭タワーです。
タワーには展望台があり、そこから星形の五稜郭の全貌を見下ろすことができますし、それ以外にも函館市街の景色を楽しむことができます。
もちろん、館内には五稜郭にまつわる歴史についての展示が様々にありますので、そこで五稜郭についての知識を深めることもできるでしょう。

タンチョウを見に行こう

北海道に旅行に来たのならば、レンタカーで移動中でも美しい自然を楽しむことができます。
レンタカーであれば自分自身でコースを決めることができますし、どの観光スポットを回るのも自由です。

釧路湿原へ

北海道の東のエリアで大自然に触れることができる場所といえば、やはり釧路湿原ではないでしょうか。
湿地帯としては全国で最大という規模のこの場所では、まったく人の手の入っていない自然を目にすることができます。
その中心には大きな釧路川が流れており、まさに自然のままの姿を目にすることができる場所となっています。

目にすることができる動物

釧路湿原では、釧路湿原にしかいない固有の動植物を目にすることもでき、その中には例えばタンチョウやオジロワシ、エゾシカなどがいます。
こういった理由から、釧路湿原の一体は、釧路湿原国立公園の特別地域に指定されており、開発をすることが規制されているのです。釧路湿原を観光するのであれば、釧路湿原展望台を使って観光をするのが一番便利かと思います。
展望台は西洋の建築のような外観になっていますが、ヤチボウズをイメージにして作られたといわれています。

展望台からの眺め

展望台からは湿原を一望することができるだけではなく、その中に釧路湿原をジオラマとして再現をしたようなものもあります。
湿原展望台には、2.5?の遊歩道がありますので、湿原を散策するような気分で歩いていくこともできます。
普段の生活では絶対に触れることができないような、まったく人の手が入っていない、開発をされていない自然に触れるためには、釧路湿原はベストなスポットといえるのではないでしょうか。
北海道に訪れたのであれば、ぜひ一度は目にしておきたい場所です。

クラーク博士像

北海道の広い土地で観光をするのならば、レンタカーを使うとよいでしょう。
レンタカーを使って、北海道各地の必見観光スポットを回ってみてください。

少年よ大志を抱け

少年よ大志を抱けのフレーズで有名なクラーク博士ですが、その銅像が羊ケ丘に設置されています。
このクラーク博士というのは、札幌農学校の初代教頭として活躍をした人物であり、その札幌農学校は現在では北海道大学になっています。
さっぽろ羊ケ丘展望台では、広大な牧草地と羊の群れという、まさに広大な自然を一望することができる人気の観光スポットになっています。

羊ケ丘の自然

羊ケ丘展望台は、札幌市内からであれば、レンタカーで30分弱という時間で移動できてしまう距離なのですが、とてもそうとは思えない開けた自然を目にすることができます。
この場所は北海道農業研究センターの一部であり、この場所へ自然を目的にして観光に来る客が増えてきたため、その敷地の一部を観光施設として整備されたという経緯があります。
都市部の札幌から少し離れただけで目にすることができるこの広大な自然は、北海道に訪れたのであればやはり必見といえます。

それ以外の観光スポット

羊ケ丘に来たら、この牧草地以外に見るところがないというわけではありません。
それ以外にも様々な観光スポットが用意されており、例えばさっぽろ雪まつりの模型などの展示がみられる資料館などもあります。
さらに、道内の様々な場所から運ばれてきた温泉を使って足湯を楽しむこともできますし、野球ファンの人ならば必見の北海道日本ハムファイターズ誕生記念碑なども目にすることができます。
羊ケ丘で食事をするならば、羊ケ丘レストハウスでジンギスカンを楽しむのもいいかもしれませんね。

まずは札幌から

広い北海道に旅行をすると決まったら、どこを見に行けばいいか迷ってしまうかもしれません。
まずは、札幌についたら札幌から見て回ることをおすすめします。

北海道の玄関といえる場所

北海道についたら、レンタカーで各所を回る前に、まずはゆったりと札幌を見て回るのがいいでしょう。
北海道観光の最初のスポットである札幌は、都市的な雰囲気があり観光スポットも多くあります。
札幌駅から徒歩だけでも見て回れる観光スポットがいくつもありますので、そこから押さえておくのもいいかもしれませんね。
むしろ、札幌だけでも十分に一日過ごせてしまうほどの場所があるほど栄えている場所です。
急ぎ足で各所を回るよりも、まずは札幌から十分に楽しむのもおすすめです。

北海道庁旧本庁舎

いわゆる赤れんが庁舎といわれる、外観が赤れんがで形作られた外観はよく知られたところかと思います。
北海道の行政の中心であったこの場所は、国の重要文化財にも指定されていて、館内も無料で見ることができます。
歴史ある雰囲気の建物を見て回ってみるというのも、北海道旅行のスタートにはぴったりではないでしょうか。
札幌市内であればレンタカーを使うことがなくても、徒歩で観光をすることが可能です。

札幌市時計台

札幌の中でも特に有名なのがこの時計台かと思います。
この時計台も同じく国の重要文化財に指定されており、現在も時間を告げる鐘が鳴るようになっています。
札幌に来たとあれば、やはりまずは時計台で記念に写真を撮っておくのが鉄板コースかもしれませんね。
どこも札幌駅から徒歩で回ることができるくらいの距離にありますので、北海道の旅行のはじまりとして飾ってみてください。
札幌を十分に堪能してから、レンタカーで各所へ出発するのも悪くはないでしょう。